とりあえず書いてみる。
方向性は決めてなくて、だから着地点も不明。
駄文をたらたら書いているとストレスでしかないから、あまりそのことは考えず。浮かんでくる言葉を組み合わせてはめ込んでいくように無意識、ではないが目的地を徐々に定めていく。
途中でヤになることもしばしば。
そうなるととりあえず保留にしておく、んでま、気が向いた時に書いてみる。でもそれで上手くいくことはほとんどなくて、大体が書き始めた当初の感情とは違っているために文章が軌道に乗らず、(作ったような言葉でつまんないな…)とまた保留。月日が流れる、ある日ふとしたきっかけでその文書をみっけて(ああこんなことも書いたっけな〜)と懐かしむ。
鮮度を失った言葉は叩いても響かない。
とりあえず描いてみる。
真っ白な紙を床におく。パレットに出した絵具見つめる、相談。
(何を描こうか〜何を描こうか〜)とぐるぐる思考しながら。また違うところでは、最近あった出来事や思いついた言葉なんかを並べ、そして行き着くところ尽きると、本棚をジーっと眺めながらヒントになるものはないかと物色するが結局は見当たらず、お気に入りのグラビア写真集手にとり「芸術。」なんてぬかすのがお決まり。
まあでもたまには筆を手にとり、丸描いてみたり四角描いてみたり、そこから始まる"なにか"を信じられたなら勝ちだ。
そういう、見えない何かを信じるとか、自動筆記的なのとか夢と現実の対比とかは、シュールレアリスムらへんに属するらしい。もしくはルソーみたいな素朴派?もしくはアウトサイダー?
知ったところでどうにもならない。極論ね。
浅薄な自分が言うのもなんだけど、用意された言葉の棚に行儀よく収まるだけではつまんない。
言説には限界がある。その先を見たいし感じたいから脳を動かす身体を動かす心を動かす、そんで手に命を宿らせる。ミギーみたいなもんか、いや違うか、人は殺さない。
集中きれてきた、今日はここまで。
おわり。