「じじい」と呼ばれて。

こんにちはこんばんは、近藤です。

 

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昨日、久しぶりの友人から連絡があった。

静岡で暮らしている時に働いていた、「グラニフ」というアパレル店のバイト仲間。

 

彼はよく喋る。ノリが良くて人付き合いがいい。

まるで自分とは正反対なんだけど、それがむしろ一緒にいて楽というか、足りない部分を埋めてくれている感があって僕はとても助かっている。

 

人との距離感だったり空気感だったり、自分でも面倒なくらいに気にしてしまう質で。

(でもそういうのを言い訳に受け身に逃げるのも嫌だからって抵抗するあまり、初対面の人には積極的に話しかけようとするんだけど、それが矢継ぎ早の質問攻めで間を詰めることになったり、かと思えばひとしきり聞き終えると話題に困って変な間ができちゃって、それを取り繕うとしてぎこちなくなったり、、、とにかく人と気軽に接することにかかる時間が常人の何倍もある)

結局相手に気を使わせてしまって、なんだかなあと家に帰り一人で反省会したりする。

 

そんなこんがらがった性格を、彼は笑いながら一蹴してくれる。

 

「じじいはじじいなんだから考えても無駄!」

 

昔、とんねるずの番組に次長課長の河本さんが出ていた時、石橋さんにつっこむ際に使っていた呼び名。じじい。

 

それがどういう訳か、いつの間にか彼の中での僕の呼び名になってた。

今では互いに、おいじじい、なんだじじいと「じじい」の応酬で冗談をとばしている。

 

 

昨日、そんなこんなで話し終わってから少し考えてた。 

そういや自分の周りには、よく喋ってくれる(丁寧に言うと繊細なのに場面場面に応じてちゃんと人と話すことができる)人が多いなと。長い付き合いの人は特に。

「自分語りができる人」と言ってもいいかもしれない。

自分がこんななのに不思議だなと思うし、「でもそういういつまでも迷ってる姿が近藤らしくて俺は好きだぜ!」「えへへそうかなぁ」「おいおい照れんなよ」「っばか!照れてなんかねーよ!馬鹿にすんじゃねーよっ!」「あーここに稀代の照れ屋がいる模様ですおまわりさーん」なんて交わす言葉で癒されてないですが、

 

お世辞でも「絵が好きだしもっと活躍してほしい」って言ってくれる人のために、って言うとそれこそ嘘くさいけど、でもなんか本当にそういう人になれたら恩返しできるなって思ってて。分かりやすい評価を一応でも得ることで、自分自身満足はしないだろうけど、それで喜んでくれる人がいるならそれはそれで嬉しいことで、

 

自分の中での”ダサいことはしない”ってルールは守りつつ、ARTだから美術だからどうこう、年齢、経歴がこうだからってのも関係なく孤軍奮闘DIY精神でやっていこうと思ってる。

いい絵は描いてる。

 

あー、マガジンハウス系列の雑誌でイラスト描いたり「好きな映画ベスト3」とか言いてー。適当なそれっぽいエッセイ書いてカルチャーの発信基地になりて〜。

 

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