フリマテン

こんにちはこんばんは。近藤です。

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今日は前回の記事の最後に予告した「フリマテン」という企画についてです。

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 まず最初に「フリマテン」とは、

「フリー」+「マーケット」+「展覧会」を組み合わせた造語です。

 

”作品を作るだけではなく、それを観る人や買う人などが関係し合うことで芸術およびアートの世界も循環していくと考えます。なのでそのための小さな仕組み形成を目指しています”と、この企画に際して小さく宣言していたのが6年前。

どうやったら自分たちの作ったものを他人の生活の中へ渡していくことができるんだろうかと考えていた矢先に思いついた企画。今こういう状況下においても、どうやって作品を売ろうかしらっていう動きが顕在化しているけど、その販路は様々で人によってやりようはあるんだろうけど、でも自分を含め圧倒的に営業力が足りてないなと感じる今日この頃。こんだけ「見てください」「買ってください」「やっています注目してください」が溢れかえる中で自分の周辺以上にスコア伸ばすには地道だけど確実な直接の営業が必要だと思う。

まそれは置いといて「フリマテン」概要については以前書いたものが残っていたので、それを補足しながら下記に載せておきます。

元々は「駿府市」というフリーマーケットが毎月第四土曜日に北街道という、静岡市内にある商店の並ぶ通りで行われていた。JR静岡駅から徒歩圏内、裏手側には駿府城があり周囲に学校も点在してたので学生も多い、とても立地に恵まれた場所だった。

その月に一回の「駿府市」では農産品や雑貨、古着などが販売されていて、通りに店を構えている人もそうでない人もその日だけは露店をひろげ商売をしていた。

でその北街道に当時とてもお世話になっていた場所と人がいて、それが『ギャラリーとりこ』とそのオーナーの大野仁志さん。

*この『ギャラリーとりこ』については本当に思い入れがありすぎるし、静岡の表現活動を語るときに絶対欠かせない場所だと個人的には思うので、それはまたの機会にじっくり腰を据えて書きたいと思う。

 

 

ちょっと話がこんがらがってきた。

 

とにかく大野さんにこの「フリマテン」の企画を話したところ、せっかくギャラリーがありそこで展覧会も行っているので関連性をもたせたほうがいいねという話になり、アート作品のフリーマーケットをギャラリーの前の場所を借りて定期的に行うようになった。

あとこの人も自分にとってはさんざん濃密接触してきて避けては通れない人で、友達の佐野弘翔くんと一緒に。

 

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会場の様子はこんな感じ。

真後ろ国道だから車が行き交ってんだけど、そのスレスレのところにパイプ椅子置いて店番してた。

 

1日だけだから早朝に搬入して組み立てる。大変だったなー。

 

毎回いろんな人に参加してもらった。

絵画や写真や立体作品、ライブパフォーマンス、向かいの水曜文庫さんに協力してもらって古本や展示するための台を使わせてもらったりした。

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 フリマテンの様子。昔の携帯から写真を探してたんだけどちゃんとしたのがあまりなかった。

みなここで店番してるときは「いらっしゃいませー」とか声出しして通り過ぎる人とどうにか関わろうとして頑張ってた。

普段美術や芸術の人種って人前に出る機会ないし、あったとしても同じ言語が通じる人としか積極的に関わろうとしないから、こういう外の場に強制的に居て、対話せざるを得ない経験って絶対必要だと思うんだよなー。

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 こういう事務で使うパーテーションを持ってきて使った回もあったな。やっぱり絵画は壁にかけてあったほうが見る人にも親切だねということを友達と話して。

なんでもいいけどどこで見つけたんだっけな、これ。。

 

まだ長文を書くときにテンションの維持ができないと文体がとっちらかってしまうのはご勘弁くださいじきに上達します。ということで、6年前、静岡で活動しているときの記録。「フリマテン」という企画についてでした〜。

ちょっと消化不良だからまた詳細な点については書くことがあるかもしれません。

 

 

クレジット

 

全8回の参加者(敬称略・順不同)

岩間茜 えんどうののこ おおいしもへ 大野カメラ 狩野勢太郎 栗山菜穂 近藤大輔 佐野弘翔 JIGEN 水曜文庫 谷正輝 千葉法正 古木香衣 松本照美 水上カトレヤン ゆみた che'のギャラリー

 

それと各月に参加作家に頼んでDMの絵を描いてもらった。その一覧を最後に紹介してこの記事は終わりにします。


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(絵・佐野弘翔)

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(絵・ゆみた)

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(絵とデザイン・古木香衣)


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(絵・岩間茜 デザイン・古木香衣)


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(絵・おおいしもへ)

 

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(上7点絵・近藤大輔)