最後の最後

こんにちはこんばんは。近藤です。

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詩集紹介最後の記事になります。

 

長かった、、、

 

 

 

「めの まど あけろ」

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 中は優しい絵本だけど、タイトルが命令調でギャップある。

 

 

「あな」

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「ONCE 私の20歳代 1950-1959」

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10代の頃の詩も少し載っていて、それが小難しい語を使いながら、英単語も入り混じっていてなんか若さを感じる。

あと写真かっこいい。

 

「住む」

「アラマ、あいうえお!」

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編集を担当した本と共著の本。

まだちゃんと読んでないけど、どちらもバラエティ豊かな企画があって面白そうだから買った。

 

 

 「女に」

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 奥さんとの本。

いまや有名な詩だけど、初めてこの本で読んだ時は感動したな。

”住めば都”ってことわざがあるけど、それとも違う、もっと自然でゆるやかで無理がない感じがする。

静岡には居場所がないと思って東京に越してきたのに、結局どこにいたって誰と暮らしてたって関係なくて、居場所なんて自分が求めないうちはできやしないんだってことに気がついた。ような、そんな詩。

 

 

「真っ白でいるよりも」

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これは吉祥寺にある『ブックマンション』という古本屋で友達が販売していた本。

販売していたと言っても勿論著者ではなく、購入して所持していたものを場所を借りて販売するという形。なのでその友達の読んだ形跡がちらほら残っている。

そういう”手垢がついた”ものを嫌がる人もいるが、僕はむしろそういうのを見つけると嬉しくなるし楽しい。線引きだとか、ドッグイアとか、あとこれはさすがに程度によるけど汚れやシミも生活や環境を感じられて面白い。買った本は積極的に汚すべき。と思っている自分にとってはそれらが味になるので、むしろ価値にもなる。

 

 

「愛のパンセ」

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この本もそう。

 

 

「散文」

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 まだちゃんと読んでない。

 

 

「メランコリーの川下り」

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読んでない。

 

 

「世間知ラズ」

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 読んでない。

 

 

「日本語のカタログ」

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前回紹介した『「ん」まであるく』と同じくらい好きな本。谷川俊太郎さんの詩だけじゃなく、写真や漫画の寄稿ありで、そのどれもが面白い。

 

 

「みみをすます」

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 その時々によって好きな詩はあるけれど、なんだかんだ一番好きなのはこの詩じゃないかと思う。”みみをすす”とはどういうことなのか、淡々とひらがなだけで進んでいく言葉たちは伝えようとするでもなく、また無視するでもない。その詩と向かい合う人にいつでも開かれている。それがとても愛おしい。

この詩の次に掲載している”えをかく”も、自分にとっては指針になるような詩です。

 

 

 

えー、以上です。お疲れ様でした。

この詩集紹介の記事になってからアクセスが急激に下がって、そりゃそうかとも思いつつ、どこか残念な気持ちもあります。

そもそもこのブログ自体に訴求力ないのは棚に置いておいて、「詩」というものが必要とされるものではないのかなと思ったりもして。

 

まあだからこそいいのかもしれない、普段は全く意識もされず必要とされないものが文化芸術の本来の在り方なのかもしれない。哲学とかもそうか。

緊急時にこそ、その役割が発揮される。展開して浸透していくのでしょう。またこれも多くの人からは意識さえされずに。

 

とにかく、自己満足の本紹介は終わりました。

ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました!

 

なぜこんなに谷川俊太郎さんの本を集めることになったのかは、また別の記事で書こうと思います。(興味ないだろうけど)

 

それでは〜。