ハローブック

こんにちはこんばんは、おはようおやすみ、ありがとうさようなら、おじゃましますおじゃましました、いただきますごちそうさま、やあ、元気?じゃあね、ばいばい、また会う日まで。どうも、近藤です。

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新しい企画

 

「ハローブック」を始めます。

 

 

別名”あいさつ本”となる、ドローイングで交わす1対1の往復書簡。

一枚の紙を半分に折り、片方の表面には言葉を、裏面には絵を描いて送る。

受け取った相手も同じように言葉を、絵を描く。そして送り返す。

そのやりとりで完結する関係。

書き合う、描き合う、送り合う。

  

例えば、表に「おはよう」と書く。そしてその裏には太陽の絵を描く。

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それを封筒に入れて自分が送りたい人へ送る。

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受け取った人は「おはよう」に対して「おやすみ」と書いて、太陽の隣には月の絵を描いた。

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そしてそれをまた封筒に入れて送り返す。

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これだけです。

 

 

『あいさつ』って、誰もが日常の中にある普遍的なものだし、使いようによっては詩にもなる。それを用いて何か人と関わることができたらいいなって考えてて。

そもそも一ヶ月程前にテスト版として、リレー形式でドローイングを送り合う「スケッチトラベル」的な企画案を友達数人に送ったことがあったんだけど、色々あってその時はそれ以上先に進まずに一旦やめていて。

それから自分の中で腑に落ちる箇所をずっと探していたら、ある日ふと今回のような「挨拶+ドローイング+手紙=本」の図式を思いついたという感じです。

 

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(企画を思いつた直後に書いたメモ。)

 

ちなみに挨拶は英訳するとGreetingで、Helloは和訳でこんにちは。ユネスコに定められた条件によれば、49ページ以上ないと”本”とは認められないらしい。それ以下のページ数だと冊子扱いになるみたい。でも言葉の意味って本来は自分の中にあるのが正解で、その組み合わせも自由だ。

だから一枚のペラ紙であっても僕にとっては本だし、場面や感情毎に変わる挨拶の総称として”ハロー”は充分に機能する。

そういった理由から今回の企画名は「ハローブック」となった。

 

 

 

 

さて、一応本企画の概要と成り立ちをできるだけ簡略化して書けたと思うけど伝わってるかな、不安だ。

こういう作業は慣れだから数をこなすしかないんだろうけどね、、、

 

サイズや支持体、郵便料金のこと等は個別に連絡した際に記すし、疑問点等あれば応えていくつもり。

 

また今後は、自分からではなくて、相手出発でやるのも面白いと思う。そしたらその送った人の手元に「ハローブック」が戻ってくるわけで。なんかそういう発展もしていけたらと考えています。その場合は相手に住所を教えればいいかな。

一人一人のが集まってきたら、それをまとめて一つにしても面白いかもしれない。その時は規定をクリアした本として流通できるかもしれない。

やりようは色々ありそう。まあまずは数人から始めてみようと思います。

 

長くなりましたが「ハローブック」、よろしくお願いします!