世に万葉の花が咲くなり

どうもどうも近藤です。

 

意味もなく題はサザンオールスターズのアルバム名にしました。

 

でもこれから記す内容はただの愚痴なので、本来の題は「吐き捨て場」でした。

さて、

 

コンペに落ちた、コンペに落ちた。

何度味わってもこの感覚は慣れない。

審査員の顔が浮かぶ。「まじで見る目ないな!あいつが覚えていなくても俺は絶対名前忘れないからな。」と小さい自分を抱き、あやしながらも泣き叫んでいる。

くやしい、くやしい、、

結果が出なかったこともそうだけど、搬出するために審査会場まで足を運ばなきゃいけなくて、その時が一番惨めで悔しくなる。なんのために時間かけて電車賃払ってこの帰り道を歩かなきゃならんのだ、と。搬入の時には渾身の武器みたいに感じた作品も、帰り道には邪魔な荷物のように感じてしまうから不思議だし惨めだ。

”やった経験だけでも土産物”なんて思えない。結果を出した者だけが語れることがある。というか、名のある経歴がないと聞き入れてもらえない世界が確実にある。そこかしこに当たり前に。そこのレールを走ろうとしているからダメなのか、でも個人のままで勝負するためには必要な装備がある、どうしたらいいんだ

 

無視されるようになったら寂しい。

そういうファンを取り戻すのは難しい。

もう何年も自分の作品と付き添ってくれている人を、たまに振り返って確認する時があって。そういう時、感慨深くもなるし、この先後どれだけ側にくれているのだろうかと、不安に襲われることもある。

どう自分を見せればいいのか、どうやって何に向けて頑張ったらいいのか、実はもう手に持ってる旗はボロボロで後ろを振り返ったら誰もいなかったなんて妄想、尽きない。夜は蝕む。

 

すいませんねこんな気分で。

まあでもこんなことブログでしか書かんからいいでしょ。他の媒体では自分を律して余分なことを言わずに淡々と作品だけを上げたり、前進してる気分のことしか書かないようにしているのだから。

それにここまで読んでる人はこういう落ち込み様も承知で付き合ってくれているのだろうし。いつも読んでくれてる人ありがとう。

 

 

あ〜あ〜