駅前の選挙演説は若い人が拡声器でうったえかける。
この時期になると駅前や大通りは賑やかになる。
祭りの時に人の流れを誘導するアナウンスのことを思い出して、なんだか懐かしい気持ちになった。
幟を持った人は、少しでも立ち止まってもらえるよう、通り過ぎる人々へ呼びかける。
チラシを配る人、人の視線は下を向いたまま。
駅から流れ出る人の波へ向かっていく自分と、誰かの背中から石鹸の匂い。
ドラッグストアの隣にまたドラッグストア。
元はスーツの店だった場所が一ヶ月もしないうちに違う場所に生まれ変わる。
元の形式を壊したむき出しのコンクリート。
何もない状態が一番の可能性。
派遣のバイト、運ばれた什器によってフランチャイズ展開。
またもや戦略のない戦力で整備されたダサい街並みにもうげんなり。
集中したい周知されたい、そんなことで埋まる時間を誰だって嘆いてる。
おつかれさまですご機嫌様偽ってます。
「ですます」がこんがらがった調子で一体何を伝えようか。か、、