ニュース。連日いろんな報道がされる中で、驚いたり虚しくなったり、寂しくなったり憤ったり笑ったりどうでもよかったり。
そんな中で最近、気持ちいいほどクリティカルヒットして呆れ、笑ったのが名古屋市長の一件で。なんていうか、お前よくそんなスムーズにできたな!っていうのと、後日の会見での言葉も追い風となって、久々テレビの前で「あららら」って声に出した。
まあ散々言われてると思うけど、こんな時勢でなくてもめちゃくちゃ気持ち悪い行為なのに、あんな満面の笑みで出来る体感温度のぶっ壊れ方がすごい。
アップデートできない時代遅れのおやじの暴走と、他人事としてまとめることは誰にだってできるけど、何が誰の神経逆撫でするかわからん世の中に、性別問わず明日は我が身だってことも改めて感じたなあ。(それにしたって今回のは全方位アウトだろうけど)
そんなこんなで今日は、普段聴いているラジオの話。たつラジ編。
・藤原竜也のラジオ
TBSラジオ毎週土曜日24時〜24時30分。通称”たつラジ”。
とにかくお酒が大好きで、コロナ前は胃袋にアルコールが入ってない時が無いというほどの酒呑み。ラジオ収録前にも少し嗜んできたりこなかったり。。
年老いた猫が一匹家にいて、名前はガリ。粗相がひどいらしい。
演劇を愛していて、蜷川幸雄さんとの関係は有名だし、他にも寺山修司の作品についても語ることがある。
今はもうしていないらしいが、ある時期まで必ず楽屋には三島由紀夫の写真を立てかけていたらしい。そして愛聴しているのは長渕剛。
最近ではUVERworldの東京ドームライブを観にいって興奮、中でも好きな曲は「SHAMROCK」だそう。懐かしい、、榮倉奈々主演の『ダンドリ。〜Dance☆Drill〜』主題歌。当時よく流れてたな〜、オレンジレンジとかAqua Timezとかミクスチャーロックのあの世代。今だにカラオケでは歌詞見んでも歌えるくらい聴いてたし流行ってた。
話を戻すと、リスナーからのお悩み相談のコーナーでは、すぐに電話をかけて開口一番「藤原竜也ですけど」ってのが面白すぎる。事前のアポもないから留守電だったり、仕事中に電話とるリスナーもいて小声で「あのーどなたでしょうか...?」なんてことも当然あったりして。でもそんなの御構い無しで、次々とメールを捌いていくのが快活で聴いていて気持ちいい。
元マネージャーでもあり、番組ディレクターの堤さんとの掛け合いも面白く、長年の信頼関係があるからか、互いに「おまえさー!ふざけんなよ!」とか砕けた口調で終始リラックスして進行しているのが伝わってくる。
大体どこもオフではそういうやり取りもあるんだろうけど、普通、出役である俳優と裏方であるスタッフがオンの状態でタメ口でやりあってるラジオ、俺は他に知らんから初めて聴いた時は驚いた。
それになんたって藤原竜也こと”たつ兄”、収録する直前にブースの席に着いて台本をそこで初めて開いてるらしく、そのまま打ち合わせすることもなく本番スタート。たまにあるゲスト回では、その異常な光景が日常になっている現場に驚く人が、恐る恐る「これマジですか?」とつっこむこともしばしば。それに大笑いのたつ兄。まさに豪快奔放、男が惚れる男。(こういう言い方もだいぶ前時代的なんだろうな)
とにかく、まだまだラジオでの面白エピソードたくさんあるのだけど、紹介しきれないのでとりあえず今回はこの辺で。
聴けば聴くほど人間としての藤原竜也が好きになる30分。
同じ”豪快さ”でも、品の有る無しでここまで違うものかという感じですが、そこはまあ無理に繋げなくてもいいか、全くの別物だしね。
それではまた〜。