散文のまいにち

なんでも書くぞと意気込んで始めたものの、その「なんでも」てのがむしろ何でもない文章にしかならなくて、それだと書いてる自分自身が楽しくないってなもんで困っている。

 

"東京の空は星空一つ見えなくて、グレーな色調で人々は暗く俯いていて冷酷だった"なんてふた昔前の売れないミュージャンみたいな歌詞。

蹴っ飛ばしてしまいたい、自分のために。

 

いざ住んでみるとビル群から発せられるLEDの光によって東京の空はほのかに明るい。

赤、白、黄色、ネオンが密集していて、そこかしこに音楽が流れている。

みんな聴いたことある。知っている。その曲たちがどんな言葉を発しているかは特に気にならない。それよりも心をくすぐるのは、前を歩く女のスカート。(書いてて自分でも気持ち悪い表現と思った)

星はきれいだ。

 

アスファルトに残る真っ黒な点の正体は吐き捨てられたガムだと、知ったのは20歳過ぎてからだった。

工事の過程で出来た偶然の模様だと思っていたのに、知ってからは暴力の匂いしか感じなくなった。そこかしこにある、しかしながら自分にも当たり前にある暴力。

暴れてしまう力、力が暴れる、暴力、

どうすればいいんだ、邪気眼

 

いまふと手元にあるノートに11月22日(金)に書いた文を見つける。 

 

『眠い//眠い眠い眠い、どんな爆音で音楽がかかっていたとしても徹夜ができなくなってる。次の日身体を¥°€〆、集中できない、、すぐに眠ってしまう。座ていな¥÷>°♪昔々き€☆|,๑』

 

 

よほど眠かったんだ。

その眠気を消そうとして手を動かしてみたものの勝てなかったらしい。

まあでも実際ここ2年くらいは徹夜明けがしんどい。大学生の頃と比べると翌日の体調がすごぶる悪く、少しでも寝ておけば、、と後悔しながら1日を過ごすことが大半。

 

効果ないエナジードリンクにコーヒー、後悔なく終える日が一番幸せだよほんと。

 

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