ちらつくテレビを消そう

もう何回この文字を書いたか分からないけども、ここ一週間はずっと彫刻をつくっています。せっせせっせと、来年のある企画のためにこさえています。

 

年内中にもどこかのタイミングで新作をネットショップに掲載できたらと思う。今年はたくさん彫刻をつくったように感じるけど、そのほとんどは展示だったので、さっき確認してみたらネットショップに掲載したのは6月の一回だけだった。多分つくった数でいうと今年だけでも200体以上はあるけど、でもそのほとんどは実物を見てもらえる機会に恵まれたってことだから良い成果ではあるんだろうな。

 

来年どうするかなんて予定はまだ決まっていないけど、とりあえず引っ越しはするし、絵だけの展示もどこかでやりたい。誰も買いたいと思わない自分のためだけの絵。彫刻で認知される前はずっとそれをやってきたわけだし、自己中心的創作物がまわりまわって遠くの国の出来事にまで底通していたならそれは芸術のおかげだと思うし、狙わずに信じたい。

昨日まで暖かいと思っていたら急に冬の風で身体凍えたり、天気のいい日に急な通り雨で濡れてしまったり、物事の以前と以後の境目は誰の目にも見えなくて、そしていきなり訪れる。

そんなのちょっと冷静になってみたら当たり前のことだって笑い飛ばせるのに、用意もなく出くわした現象や出来事に感情はかくも簡単に左右される。

 

ほんとに勝手で、いい加減なもので、例えば満たされない気持ちが続くと元気がでないし、いつもなら気にならないようなことに苛立ってしまうことがある。それを他の人にぶつけてしまうこともあって、でも満たされた後に振り返ってみたら、なんてくだらない感情だったんだと後悔することも多々ある。原因がはっきりとわかっていればその対処も明確だけど、このモヤモヤには一体何をすれば解消できるのかわからない状態は大変。

 

食事なのか、睡眠なのか、性欲なのか、運動不足なのか、気圧のせいか、病気か。各自が元々備えている精神周期のバランスか、こうして考えていること自体か。その他にも要因は細分化できるだろうからつまり不明で。なにが言いたいのか自分でもわからないけど、とにかく今はKANさんの「世界でいちばん好きな人」を繰り返し聴いています。