ムービーマナー

今週観た映画「月」「正欲」「ゴジラ-1.0」

3分の2、磯村勇斗くん。静岡県沼津市出身ということで同郷からか、親近感がわく。

演技が好き、と言っても作品によってキャラクターやアプローチの仕方が違うわけだから、実はあんまり芯のない共感性の低い言葉だったりして、結局は顔が好き。

自分自身が濃い顔だからか、好きなタイプは濃い傾向にある。山田孝之、斎藤工、岡田准一。でもたまに、顔つきは爽やかなのにその雰囲気にぐっと惹かれる人に出会う。それが最近では磯村くんでした。

 

いつも映画始まる前は不安で、隣に座る人がどうか最低限のマナー守れる人であるようにと願ってる。隣ならずとも近くに座る人の気配は大事で、以前に上映中ずっとバッグの中をガサゴソする人とか、どっかで買ってきたせんべい食べてる人とか、家で見とんかってくらい友達と喋ってる人もいたし、本人的には配慮しながら操作してるつもりでもめちゃくちゃ光が漏れてるスマホとか、その観てる映画にもよるけど(話の中身は重要じゃない、映像の刺激を追っていればいい系ならまだ打ち消せる可能性がある)、一度そういうのを意識するともう目の前の画面に集中できなくなってくるから勘弁してほしい。

 

今回も「正欲」を観てるとき、隣にいた女性二人組がずっとポップコーンをかしゅかしゅ音をたてて食べていて、んーとなった。売られているものだし、ある程度は音もする食べ物だけど、せめて口を閉じて食べて欲しかった。開いたまま咀嚼したらそりゃ、かしゅかしゅするよと。しかもバケットの中に手を突っ込んで、今味付けしてんの?ってくらいかき回しながらポップコーンすくっていて、また映画自体が静かな場面が多いもんで余計にそれらの音が目立っていた。あからさまだったらまだ「すみません・・ちょっと、」って言えたかもしれないけど、今回のは感じ方の違いもあるからその状況に慣れるしかなかった。まあでも、なんやかんや映画は楽しめた。

神戸八重子を演じていた東野絢香さんをこの映画で初めて知ったのだけど、とっても良かった。

 

新宿に行っても映画館と世界堂と紀伊國屋くらいしか行く用事がなくて、そのトライアングルの中をいつも歩いてる。東口駅前の新宿通りと靖国通りを行ったり来たりするのが俺にとっての新宿。