ブログ再開!   とその前に。

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こんにちはこんばんは。近藤です。

7月23日から少し休んでいたブログですが、そろそろ再開しようと思います。

 

でも、その前に、今まで書いた記事の中で最も読まれたもの上位5つを、簡単な説明と共に紹介したいと思います。

もし暇だったら読んでみて下さい。

 

 

 

 

第5位。

こういうことやるのが美術系大学に入った醍醐味だろと思って当時は自信満々でしたが、周囲に見せたらドン引きでした。もちろん何の理由もなく、ただ快楽的にやったわけではなくて、自分なりに考えた「作品の居場所」についての一つの回答だったわけですが、、

 

 

 

 第4位。

Twitterを30分サーフィンするより、30分のラジオ番組集中して聴く方が5万倍いい。

 

 

 

 第3位。

あれっ?これおかしくね?

 

 

 

 第2位。

小学生の頃に遭遇した建物。夏の日の夕暮れ。

 

 

 

 第1位。

友達の画家、佐野弘翔くんのことについて。

出会い。から、一緒に活動をしていく中で考えていたこと、作品のこと。

タイトルは彼の大好きなスピッツのアルバムから。

 

 

 

 

 

とまあこんな感じで、

他にも色々書いているので興味あったら覗いてみてください。

 

再開までもうしばらく。それでは。

お知らせ。

こんにちはこんばんは。近藤です。

 

4月の初めから2日に1回のペースで続けてきて、気がつけば毎回のアクセス数が50人前後となっていたので驚きました。こんな無名な絵描きのブログでも継続は力なりですね、本当嬉しいです。毎回読んでくれている方、ありがとうございます。

 

そして突然なのですが、少しの間ブログの更新を休みます。

また再開する際は各種SNSでお知らせします。

それでは、また。

 

うれしいたのしい大好きを自分へ

こんにちはこんばんは。

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あめあめあめ。うっとおしいような湿気。

週4くらいで素麺。近藤です。

 

絵を描くくらいしか日々の変化を感じられないような毎日。

オンラインとオフラインの境目を緩やかに行ったり来たり。

たまに人混みの中を歩いていると、マスク姿の他人や自分に非日常を感じながらも、それが見慣れた景色。

 

毎夜、部屋から見える新宿のビル群の点滅する光が、なんとなくの安心を与えてくれる。

このままどこまでいけるのだろうかと、思いながら暗くなった部屋の隅。

光が届かず輪郭線を失ったその場所は、遠近感が無くて不気味だ。

 

俺の意識は誰かに向いていない、常に自分自身に向いている。

それがいいことなのか、根本から考え方を見直すべきなのか分からない。

分からないけど反省はしている。

 

30歳になった。

『うれしいたのしい大好き』を、自分自身へ唄えるような人になっていきたい。

 

部屋の、描いた絵を置いておくスペースには、いつも陽が射している。

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ハッとするラジオ

こんにちはこんばんは。近藤です。

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ラジオが面白い。

木村拓哉のFlow』にゲスト出演していた爆笑問題の太田さん。

”ピーちゃん”、”たっくん”と呼び合うくらい昔からの付き合いで仲の良い二人。今回はいなかったけど、田中さんのことも”ウーチャカ”と呼んでいたくらいだから、本当気の知れた仲なんだと思う。いつもだったらゲストに対してある程度の距離をとってホストとしての役割を務めるキムタクだけど、今回はとてもリラックスした感じで楽しそうだった。

太田さんも「どうも渡部です」とか、「この前共演した女優とヤったか?」とか、いつもの調子でボケをとばしつつも、爆笑問題としてメディアに出ている時よりも少し落ち着いた感じで話していた。

3週にわたって二人の間に起こったエピソードが色々話されていて毎回面白かったんだけど、特に最終週の今回話していた、ちょっとしたやりとりのエピソードが印象的だった。

 

太田さんは携帯を持っていなくてパソコンのメールでやりとりするのだけど、その相手というのが明石家さんまさん、サザンの桑田佳祐さん、くりぃむしちゅ〜の上田晋也さん、そして木村拓哉さんの4人しかいないそうで。(他のひとには直筆で手紙を書くそう。)

そいでキムタクの連ドラが始まると、必ず毎話見終わった後に感想の文章を送っているらしく、まあその事だけでもかなり驚きだったんだけど。

ある時いつものように「よかったよ、面白かったよ」の旨を記載した感想文を送ったら、キムタクからの返信で「そうはいうけど、俺、どの役も木村拓也にしかならないってふうに言われてるよ。」と、弱音というのか、こぼしたことがあったらしい。

それに対して太田さんは「そんなことないだろ。それにそんな風に言われてる役者なんて他にいないぞ。むしろすごいことだよ。」と励ましの気持ちを乗せた言葉で返したらしくて、そのエピソードを聴いた時になんだかドキッとした。

もはや当たり前のように、それがどういう風に響くのかさえ忘れてしまうほど定型文化されたこの『キムタクのドラマって全部キムタクだよね』って言葉。

キムタクもといSMAP大好きだけど、でも、過去に自分も人との会話の中で使った記憶がある。その記憶と、ラジオから流れた、その言葉に立ち止まっていた人の言葉とが一瞬リンクして驚いたのだ。

 

届いてるよな。

たとえSNSをやっていなかったとしても、そういう言葉たちはずっと前から届いていたはずで。キムタクという”スーパースターの偶像”を着こなした人にだって当たり前に些細なことが気にかかることがある。

 

いや、まあなんだろ、その話には続きがあってちゃんと笑い話としてオチがついていて、ラジオ自体はずっと楽しく聴いていたのだけど、なんかそういうことを考えたりもしたなって話です。

 

 

 

 

日々ショッキングなことは絶えないけれど、そういうものから守る術は自らの取捨選択だけなので。命を守っていきましょう。その権利と自由があるのだから。

 

 

窓際のコレクション

こんにちはこんばんは。近藤です。

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今日はおもちゃ。

雑貨屋とか古着屋に行った時についつい買ってしまうコレクション。

中には拾ったモノや貰ったモノも。それらは気分によって窓際の所に置いたり、机の上に置いたり、ごちゃごちゃしてきたら段ボールに閉まったり。

それらを紹介していきまーす!

 

 

一つ目は熊のダンベル持ち上げおもちゃ。

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ボタンを押すと、持ってるダンベルを持ち上げる動きをする。

降ろした時には木に打ち付けられてカタンコトンとした音がなごむ。

  

こちらは揺らすと音が鳴るおもちゃ。

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やなせたかしさんの絵がめちゃかわいい。 

友達に教えてもらった、野方にある「駄民具ダミラ」という雑貨屋で買った。

 

岡本太郎の”こどもの樹”フィギュア。

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岡本太郎記念館にあるガチャガチャやったら出た。

表参道にある実物も大好きで、いつからか工事用のフェンスで囲まれてる姿を見かけた時はなんか悲しい気持ちになったなぁ。

 

 ただの壺。

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馬喰町でやってた「昭和レトロ市」にて購入。300円。

 

日本航空のポストカード。

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昔働いてた古本屋で、レジ横に置いてあったのを貰った。

この青色が見ていて気持ちいい。

 

組み合わせ。

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仏像の置物と黄色いキーホルダー。百均で買ったスプリング。

駄菓子屋のおもちゃコーナーとかによく置いてあるレインボースプリングが好きで、見つけるとつい欲しくなって買ってしまう。で、この色のスプリングを被せたらどうなるんだろうと思ってやってみたら面白い感じになったので、そのまま置いてある。

 

ミッキーの靴下風がま口。

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バイト先の人がアメリカ旅行土産にくれた。謎のセンス。

 

牛の形の木のおもちゃ。

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ドイツ製。いろんな種類があって一つ一つ手作り。

だから塗りムラとかもあっていい感じ。

毎年、大井競馬場で開催されている「東京蚤の市」で購入。

 

あひる。

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ただただかわいい。ただただ。

高円寺の文房具屋で一目惚れ、即購入。

 

犬の仕掛け絵本

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全部のページに穴が開いていて、犬の顔には指入れて動かすことができる。

それぞれのページに合わせた表情をつくって楽しめる絵本。

 

ソフビ人形。

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足立区は五反野というところに住んでいた頃、近所にある駄菓子屋「凸凹ショップ」にて見つけて購入。腹を押すと、キュ〜と音が鳴る。

 

puzzle。

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ちらっと覗くキャラクターたちがかわいい。

 

謎のリモコン。

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道端に落ちてた。

 

レインボー鈴チャラチャラおもちゃ。

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トイ・ストーリー』のレックス。

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大好きなキャラクター。

図体でかいのに頼りない感じとか、そのくせ肝心な時にワーワー騒ぐ感じとか、なんか自分と似てるなと思って。

 

木のセット。

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おそらく質感的にマックのハッピーセットに付いてたおもちゃ。

なんかの作品のどこかの場面を再現してるぽいけど、肝心な主体となるものがないから結局なんなのか分からないまま。だけどそれがいい、このシュールな感じ。

木と木を繋ぐ蔦みたいなレールが良いアクセント。

 

細々したおもちゃの集合。

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エラムネのおまけで付いてるおもちゃを一時期集めてた。

全種類集めようとして毎日のように食べてたなー。

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結局、全種コンプは無理だったけど見た目がカラフルだし、とりあえず集めた分は水切りネットに入れて置いてある。


ロボットはっちゃん」のカード。

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祭りの屋台でもこういうトレーディングカード色々あったよね。アイドルのとか。

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フジテレビで放送してたロボット特撮ドラマなんだけど、こうして静止画で見ると妙に面白いんだよなー。昔のテレビ番組って変なの多かったよね。

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これ。

 

 

 

 

 

 

さーて、以上です。

多かったなー。お疲れ様でしたー。

 

世界を犯す、騒がしい絶望。

こんにちはこんばんは。近藤です。

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久しぶりに映画『CUBE』を観ました。

1997年公開のシチュエーションスリラー。

『SAW』とか『es』とか、そういうのの同じやつ。

 

 

 

 

 

小学生の頃、夏休みに親戚のおじさんの家に泊まりに行った。

 

日中は畑で芋掘りの手伝い。えっさほいさ汗をかきながら芋を掘り出す。

夕方くたくたになっておじさんの家に戻り、ご飯をいただく。畑で採れた旬の野菜を使った料理。自分で採った芋も並んであって美味しく食べる。mogmog。

 

風呂に入って寝室に。

 

部屋は和室6畳間。

床の間には壷やら兜やら鯉のぼりやらが雑然と置かれてあって、いかにも田舎の家という感じ。しかし部屋の真ん中にはセミダブルのBEDがドン!

三つ下の弟と手持ち無沙汰でそのベッドに腰掛けていたら、おじさんがジュースを持ってきてくれた。そして「映画でも観るか」と一本のVHS。

 

当時はまだDVDが普及していなかったから、映画やドラマを観るといったらビデオしかなかった。自分の家にもビデオデッキがあって、それでよく『ドラえもん のび太の恐竜』を何度も観てた。父親が隠していたSMのポルノ映画を見つけた時もビデオだった。なつかし。

 

そして小さなブラウン管テレビ。

ヴィデオのパッケージには”CUBE”とあって、逆さの男の顔がぼんにゃりと浮かぶ気味悪いものだった。内心(みたくねー)と思っていた。おそらく弟も。

おじさんはニヤッとしていた。普段は無表情で古風な人という感じだけど、その時だけはやたら楽しそうだった。ひとりだけ。

 

冒頭にいきなり、男が細切れにされるシーンがある。

今だと実写バイオハザードの有名なレーザールームのシーンも思い起こす。

めちゃくちゃ衝撃的。というか劇薬。

 

そういう映像に耐性がまだなかったから、(なんてもん夜中に、しかも寝る前に鑑賞させるんだ)と思ってた。

だけど観ているうちにどんどん引き込まれていって、結局最後のエンドロールまで静かに弟と二人見入っていた。それは「面白かった」っていうよりか、妙な高揚感。未知のものを知ってしまったドキドキがしばらくは治まらない感じ。

時間も90分でそんな長くないってのも集中が途切れなかった要因かもしれないけど、なんにせよこれが初めての『CUBE』だった。

おじさんは途中でいなくなってた。

 

 

 

 

そっから日は経ち成人になり、ある時思い出してまた見返したくなって、続編の『CUBE 2』『CUBE ZERO』 も合わせて借りて観たけど、こちらは全然しっくりこなかった。やはり初代が最良。

 

その初代がNetflixに最近追加されてたからまた観たんだけど、無駄なくトントン進むから気持ちいし、やはりあの世界観がかっこいい。ただの立方体の箱なのにね。

そしてなにより今回の一番発見は、数学が得意な大学生”レブン”を演じたニコール・デ・ボアが可愛いということ!これは小学生の時分にはわからなかったな、、、特に口の形がいい。

 

 

 最後に、今回の記事を書く上で他のシチュエーションスリラー映画も調べてたんですが、まだ観てないのが色々あったので備忘録として名前だけ書き出しておきます。

 

アイデンティティー』

オープン・ウォーター

『実験室KR-13』

『フローズン』

『アンノウン』

『ATM』

 

こんなもんかな。

あ、思い出した、段ボールで作った迷路が人を殺しまくる『キラー・メイズ』てアホ映画があるんだけど、話はともかく、実際に段ボールで作られた小道具とか迷路のセットがとても良いのでオススメです。

それでは!

 

絵の中の展覧会。

こんにちはこんばんは。近藤です。

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今日は、大学2年生の時に行った個展『絵の中の展覧会。』について書きます。

 

 

 

こちらの人生初個展から1年後。

静岡県島田市にあるHAPPY FARM GALLERYというところで展示をしました。

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 ギャラリー前にて。

 

 

1年目の反省点を踏まえ、2年目は全部出し切ろうという大雑把なテーマを自分の中で決めて準備しました。それまで描いていた絵を全部ギャラリーに持ち込んで、普段自分が絵を描いてる環境を仮設的に再現したスペースに期間中は在廊していました。

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横幅2メートルちょいの木製のパネル。

 

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大学のゴミ置場に捨ててあった茶箱に色々詰めてた。

 

 

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展覧会のDM。

はがきサイズに印刷したものを一枚一枚色を塗って家の形に切った。

この頃”家”をよく絵の中に描いていたので、タイトルの『絵の中の展覧会。』は、それを意識して「絵の中にある家の中に招待する」というコンセプトで組み立てた。

だから描いてる途中の絵も、メモみたいなドローイングも、それ以外の画材なんかも持ち込んで、普段は閉じてる自分の内面世界をさらけ出すような気持ちでいた。

 

 

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全部で6種類作って、知り合いの所を回ってDMを設置してもらった。

お金も節約したいから、デザイン以外は全部手作業でめちゃくちゃ時間かかった。

 

 

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ドローイングを貼る場所。

初個展でも同じことをやったんだけど、その時は一面埋めることができなかったからリベンジの意も込めて。

 

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いろんなタイプの家の絵。

人の形もちらほら出始めてる。

 

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どういうことを考えて描いていたのか。隣接する家の絵。

とりあえず摂取して吐き出しての最中に、技法やら表層の雰囲気やらが素直に絵になっていたのだと思う。

今見てもかわいくて好きな絵。

 

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これは一番時間かかった絵で、マスキングを使って描いてみようと思い立って始めたものの、わりと大きいから埋めるのに時間かかって予想以上に面倒くさかった。しかも終盤になってくると色同士の調和のパズルが難しくって、絵の前でじーっと考えてたな。

 

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ちんこ。

大学のデザイン科の教授から、古くて使わなくなったレタリングシートを大量に貰って。だからこの頃はやたら絵の中に英語が入るようになった。

バスキアとか好きだったし、表現主義〜新表現主義の流れの影響下にあるから、まあこうなるよね。意味あるような感の言葉を添えて「かっこいい〜」て思ってた。

 

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これもよく見るとレタリングシートの文字が入ってる。

麻布の端切れを絵巻物みたいにして描いてた。

今でもお気に入りの絵。

 

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最後に、会場の様子。

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ギャラリーの前は古着屋だったり、その前は飲食店だったりして、その痕跡がそこかしこに残っている面白いスペースだった。 

普通のホワイトスペースより、やっぱりなんか人間の臭いがする場所じゃないと作品飾ってもしっくりこない感覚がこの頃からあったんだろな。生活感というか、汚れとか雑音雑味。

 

 

これは、

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プロフィール写真に使おうと思って撮ってもらった写真。

 

それでは。