konnichiwa,konbanwa.
kondoudesu.
お久しぶりです。近藤です。
およそ40日ぶりの記事更新です。
皆さんお元気でしたか?
40日といえどもこの間、雨は止まず降り続き、かと思えば急に猛暑に見舞われ、総理大臣は変わることになり、大阪万博のロゴが発表され、相変わらずコロナちゃんの勢いはあるからマスクは必需だし、でもそれなりに緩和されてきたこともあったりして、徐々に徐々に賑わいが戻っているような場所もちらほら。
自分は人と飲みに行ったりすることが極めて少ないのだけれど、それでも、駅近くの飲み屋の前を通り過ぎる時、そこにワイワイガヤガヤしている人の姿を見ると、なんだかいいなあと思ったりもします。
暑い夏に影は濃く、吹く風は癒しを運んできてくれる。
喧騒を避け、自分の歩くときの呼吸くらいは忘れずにいたいものです。
先日、映画館で『もののけ姫』を観ました。
ジブリの作品、全部観たわけではないけれど、その中でも一番好きな作品。
金曜ロードショーで、編集されたものを何度も断片的に観たことはあっても、フル尺のものをちゃんと観たことはなくて。(それでも一番だって言えるのは、理屈じゃない作品の純粋たる魅力なんだろうな。)
いまこの上映してる機会にせっかくだから、その”一番”という感覚を、より強固なものにしたくて行った。
akkan。
それは極端な言い方のようで、でもそんな感想当たり前とも言えるし、初めて『もののけ姫』という芸術に触れた。そんな気がした。
もう素晴らしすぎて、素晴らしすぎて、
メッセージとかじゃなくて、「この世界の、この人物や動植物たちの物語とはこうなんだ。」というものが作られていて、そのことにただただ感動するというか、そんな感動さえ入り込む隙間のないくらいに存在する美しい映像と音と時間。
(数少ない本気で恋したアニメキャラの1人、大画面のサンは最高だったな。)
で、そのもののけ姫の制作ドキュメンタリーがあることを知り、しかもそれが渋谷のTSUTAYAでレンタルされているということで借りに行ったわけです。
『もののけ姫はこうして生まれた』という題で6時間40分にもなる大作。
3本に分けてVHSでしかレンタルされておらず、仕方ないのでビデオデッキも一緒に借りてきた。まだ1本目しか観ていないので、残りの2本が楽しみ。
原作と主演の藤谷文子さんの魅力がすさまじかった。
生き辛い現実に直面しながら、でもそれゆえに目を逸らすことができない、才能が溢れてしまっている人はどうにも好きだ。関わり合うことが困難だとしても、それでも。
とかく笑顔がかわいい。
9月になりました。