ほんとに?

「これは家賃で、これは光熱費で、これは携帯料金、これは食費、今月はこのくらい貯金できそう、、あっあとその他諸々の支払いもあるから、えーとこれとこれとこれで、少し多めにこのぐらい用意しておいて、、、よし!あとは自由に動かせるお金だ!けど、案外残らんかったなー。まあそんなもんか」

 

なんて、来月以降に使うお金の仕分けをしていたら誕生日になっていた。33歳。

33歳て。いやいや、そんななの?ほんとに?という感じ。

気持ちとしてはまだ高校生くらいをうろうろしてる感じなんだけど。って、そんなしょうもないことを口に出そうものなら、実際誰も笑ってくれない33歳。しっかり大人。社会人。直面するシミ・シワ。衰え。

 

とか書きつつ、10代の頃に「近藤くんって年いくつ?30くらい?」と、からかいでも何でもなく自然に訊かれた経験がある身からすると、やっと実年齢が身体に追いついてきたなという感じ。

 

そんで芸術には引退の概念がないし、ビジュアルもフィジカルもその要因にはならないから、年老いてもずっと絵描いて彫刻つくって現役でいることができる。好奇心を絶やさずにいれば、作品だってより深みや旨味も増していくだろうし、そうやって考えると33歳はまだまだ未熟な若造だなとも思う。

 

ささやかな自分へのご褒美に今日、ミッション・イン・ポッシブル観てきた。60過ぎのトムは相変わらず走って飛んで頑張ってた。いっときは、ただの自己満足のプロモーション映画だなんて映画好きの間では小馬鹿にされていたけど、すっかりトップ・ガンでその評価を覆して、今では「さすがだ」なんて言われて、エンタメに対する世の移り変わりは正直だけど当てにはならんなとつくづく感じたな。

 

世界堂で画材を購入。さらにご褒美2として大好きな寿司を買って帰り、それをたらふく食べてからZOOMで打ち合わせ。終わってから少しだけ作業して今。

いつだってそうだろうけど、ここからだなって思う夜でした。